フクロウは目を閉じて 物思いに更けってるみたい
だけど実は何も 考えてない空白さ
どこにも行かないでほしいよ
寂しくなるから どこにも
ここにはこんなに楽しいことがたくさん溢れてるよ
君の声は僕にとって 深く深く海の光
フクロウは知ってる 人々の思いを
だからただ黙って 森の中生きてゆく
もっと素直になって生きるよ
夜のように やさしく
手をつなごう 強くそっと 愛してる 離れたくないんだ
わかるようで、わからない・・・・・
でも、何か分かるような気もする・・・
けど、この詩好きなんだ。
全体の意味としてではなく
1つ1つの言葉、単語が心に響いてくる。
”だけど実は 何も考えてない空白さ”
密室で二人きりでSMしてる時に感じあいたい表現。
何も考えてないからって「ホゲェ~」っとしているわけじゃなく
無駄な思考はせずお互いがお互いを感じる。
今ここに居る空気感を感じる。
特別、愛の言葉を口にするでもなく、裸で抱き合うでもなく、
只、お互いを感じあえる距離に二人は佇んでいる。
その心地よい何かで頭の中は空白になっていく。
”君の声は僕にとって 深い深い海の光”
M男くんの心の声はこんな風に聞こえています。
花城の心の声もこんな風に聞こえてますか?
そこのM男くん。
”手をつなごう 強くそっと 愛してる 離れたくないんだ”
物理的なことより心で感じる部分から欲してる気がする。
たとえ、手をつないでいても、キスをしてても、裸で抱き合っていても
心と心が離れていては何の意味も無い。
物理的な欲求のみを求める場合や人いうより物として相手を見ている場合は
別だけど、人である以上人として見てほしい、認めてほしいと思うのは
自然なことだと思う。
この広い世の中物として扱ってもらいたい人がいるのも確かだけど、
でもその人は物として扱うことで存在を認めてあげることになる。
手をつなぐことは心と心の距離を縮めたい、心と心で触れ合いたいことなんじゃないかと。
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